小松菜と春菊

Category短編物語

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小松菜「これ、お菊や」

春菊「なぁに?貴方」

小松菜「正月にお隣に餅でも差し上げたらどうか」

春菊「あら、いいわね」

小松菜「行ってくる」

春菊「行ってらっしゃい」


隣「おや、小松つぁんじゃないか、新年早々どうしたんだい?」

小松菜「いやね、お菊が餅を持って差し上げろってんで、こうして持ってきたんだが……」

隣「おー、お菊ちゃんの手作りかい。ありがてぇ、いただくよ。ところで小松つぁん、せっかくなんだ、一杯どうだい?」


小松菜「いや、よしとくよ。これからお菊と初詣にいくからさ。」

隣「なんだそうかい。仲が良くて憎いねぇ。」

小松菜「……じゃ。」

隣「お菊ちゃんによろしく。」

春菊「あらお帰りなさい。」

小松菜「ただいま。………お菊、これから初詣行くぞ」

春菊「珍しいわね、寒いのが嫌いな貴方が。」

小松菜「いいから行くぞ。」

春菊「……はいはい。」

(完)











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